【比較】eMAXIS slim 全世界株式(オールカントリー)と米国株式(s&p500)はどっちがいい? 両方もつ意味とは?

【インデックス投資】 【投資信託】

【比較】eMAXIS slim 全世界株式(オールカントリー)と米国株式(s&p500)はどっちがいい? 両方もつ意味とは?

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悩む人

  • 『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』どっちを買えば正解なの?
  • 両方保有するのってアリ?

 

高卒サラリーマン

こういったことで悩んでいませんか?

 

実は、この記事を読むと『全世界株』と『米国株』どちらを買うべきか、明確な答えを知ることができます

 

なぜなら、僕自身が悩んだ末に米国株投資を選択しているからです。

 

この記事を書いた人

    • インデックス投資歴2年目の22歳高卒会社員
    • 毎月米国株へ15万円以上投資中
    • 年間貯蓄額200万円以上(貯蓄率70%超え)
    • 総資産400万円以上

 

先日、下記のツイートをしたところ、多くの方から反響をいただきました。

 

✔︎【先日のツイート】

よく迷いがちな『全世界株式』と『米国株式』。
でも、数ある商品の中から『全世界株式』と『米国株式』に辿り着いた時点で、ほぼ勝ちゲームだし、ファンド選定すごいと思うんです。皆さんはどっちを買ってますか??

 

返信を見ていると、実際にどちらの商品を購入するか迷った末に、両方保有している人が多いことに気が付きました。

 

✔︎【ツイートへのリプライ①】

 

✔︎【ツイートへのリプライ②】

 

✔︎【ツイートへのリプライ③】

 

僕の中の結論を先に言ってしまうと、『迷ったらオールカントリー1本にしとけ』ということです。

 

この記事では、『全世界株(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』のどちらがオススメか、僕なりの答えを提示します。

 

本記事の内容

  • 全世界株式(オールカントリー)と米国株(s&p500)の違い
  • 米国株(s&p500)のメリット5つ
  • 全世界株式(オールカントリー)のメリット3つ
  • 全世界株式(オールカントリー)と米国株(s&p500)を両方もつデメリットについて

 

高卒サラリーマン

この記事を読み終えると、自分にとってベストな投資先を選択できるようになりますよ。

 

✔︎【結論】

  • 迷ったら『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』1本でOK。
  • 「米国株の調子が悪くなってから他国に乗り換える」のは、予測が難しいし、高値掴みになる可能性大なのでオススメしない。
  • 全世界株式(オールカントリー)と米国株(S&P500)を両方保有するのは個人的にNG。

 

✔︎【全世界株式と米国株の比較表】

※スマホの方は横にスクロールできます

【特徴/商品名】【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
【連動している指数】MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスS&P500
【投資国と比率】
※赤文字はどっちにも含まれる国
【先進国】
アメリカ(57.8%)
・日本(6.5%)
・イギリス(3.8%)
・フランス(2.9%)
・カナダ(2.8%)
・その他(13.1%)
【新興国】
・中国(4.9%)
・台湾(1.8%)
・韓国(1.7%)
・その他(4.6%)
米国(100%)
【過去の運用成績】【2018年〜2021年7月31日時点での運用成績】
54.83%
『米国株式(S&P500)』より、12%ほどリターンが低い
(出典:『MINKABU投資信託』)
【2018年〜2021年7月31日時点での運用成績】
65.76%
『全世界株式(オールカントリー)』より、12%ほどリターンが高い
(出典:『MINKABU投資信託』)
【上位10銘柄と比率】
※赤文字はどっちにも含まれる企業
アップル(Apple):3.4%
マイクロソフト(Microsoft):2.7%
アマゾン(Amazon):2.2%
グーグル(Google)議決権あり:1.4%
フェイスブック(Facebook):1.2%
・TMSC(TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC):0.8%
テスラ(Tesla):0.8%
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):0.7%
グーグル(Google)議決権なし:0.7%
・テンセント(Tencent ):0.7%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
アップル(Apple):5.7%
マイクロソフト(Microsoft):5.2%
アマゾン(Amazon):4.0%
フェイスブック(Facebook):2.1%
グーグル(Google)議決権あり:1.9%
グーグル(Google)議決権なし:1.9%
・バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.):1.4%
テスラ(Tesla):1.4%
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):1.3%
・ジョンソン&ジョンソン:(Johnson &Johnson)1.2%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
【セクター比率】
(組入上位10業種)
※赤文字はどっちにも含まれるセクター
情報技術(20.1%)
金融(14.2%)
一般消費財・サービス(12.1%)
ヘルスケア(11.0%)
資本財・サービス(9.8%)
コミュニケーション・サービス(9.0%)
生活必需品(6.7%)
素材(5.0%
・エネルギー(3.2%)
公益事業(2.7%)
(出典:『三菱UFJ国際投信』2021年5月31日時点)
情報技術(27.6%)
ヘルスケア(13.5%)
一般消費財(12.7%)
コミュニケーション・サービス(10.8%)
金融(10.4%)
資本財・サービス(8.4%)
生活必需品(6.5%)
公益事業(2.8%)
素材(2.6%)
・不動産(2.4%)
(出典:『マネックス証券』2020年12月31日時点)
【信託報酬・実質コスト】・【信託報酬】:年率0.1144%
・【実質コスト】:年率0.1754%
※『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』より信託報酬は0.0176%、実質コストは0.0526%ほど高い
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7日31日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)
・【信託報酬】:年率0.0968%
・【実質コスト】:年率0.1228%
※『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』より信託報酬は0.0176%、実質コストは0.0526%ほど低い
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)

 

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目次

『eMAXIS Slim (イーマクシス・スリム)』とは?【最安の信託報酬を目指す投信シリーズ】

 

『eMAXIS Slim (イーマクシス・スリム)』とは?【最安の信託報酬を目指す投信シリーズ】

 

eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)とは、『業界最安水準の信託報酬を目指し続けるファンドシリーズのこと』を言います。

 

信託報酬とは、投資信託を保有している間に発生する運用コストのことです。

この信託報酬が低いほど、将来的な資産額も多くなります。

 

【運用コストによるパフォーマンスの差】

eMAXIS Slim シリーズ 運用コスト

(出典:『三菱UFJ国際投信』)

 

悩む人

なんで信託報酬を下げ続けることができるの?

高卒サラリーマン

eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)は、『受益者還元型信託報酬率』という方法で、信託報酬を決めているからです。

 

✔︎【受益者還元型信託報酬率とは?】

eMAXIS Slim イーマクシス・スリム 運用コスト

受益者還元型信託報酬率”とは、一定の純資産総額を超過した部分に、より低い信託報酬率が適用されるもので、全ての受益者に適用されます。

(出典:『三菱UFJ国際投信』)

 

eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)の投資信託を買う人が増えれば、信託報酬も低くなっていく仕組みです。

 

【徹底比較!】『全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』とは?

 

【徹底比較!】『全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』とは?

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)とeMAXIS Slim 米国株式(s&p500)とは、

  • 全世界(合計49カ国)
  • 米国(s&p500)

に投資できるeMAXIS Slim シリーズの投資信託のことです。

 

この2つはどちらも大人気商品で、eMAXIS Slim(イーマクシス)の中でもトップ2の純資産総額を誇ります。

 

✔︎【eMAXIS Slim(イーマクシス)トップ5】

※スマホの方は横にスクロールできます

【ランキング/商品名】【ファンド名】【純資産総額】
【1位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)約5978億円
【2位】eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)約2574億円
【3位】eMAXIS Slim 先進国株式インデックス約2415億円
【4位】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)約1095億円
【5位】eMAXIS Slim 新興国株式インデックス約676億円

 

実際に、この2つのどちらに投資しても間違いではありません

 

高卒サラリーマン

一体どんな商品なのか、詳しく解説していきます。

 

『全世界株式(オールカントリー)』とは全世界の株式に国際分散投資できるファンド

 

『日本を含む先進国および新興国、合計49カ国の株式市場』へ投資できる投資信託です。

 

✔︎【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の投資先】

『全世界株式(オールカントリー)』とは全世界の株式に国際分散投資できるファンド

(出典:『三菱UFJ国際投信』)

 

下記の表をご覧ください。

 

✔︎【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】

※スマホの方は横にスクロールできます

【連動している指数】MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
【投資国の比率】【先進国】
・アメリカ(57.8%)
・日本(6.5%)
・イギリス(3.8%)
・フランス(2.9%)
・カナダ(2.8%)
・その他(13.1%)
【新興国】
・中国(4.9%)
・台湾(1.8%)
・韓国(1.7%)
・その他(4.6%)
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
【上位10銘柄と比率】・アップル(Apple):3.4%
・マイクロソフト(Microsoft):2.7%
・アマゾン(Amazon):2.2%
・グーグル(Google)議決権あり:1.4%
・フェイスブック(Facebook):1.2%
・TMSC(TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC):0.8%
・テスラ(Tesla):0.8%
・JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):0.7%
・グーグル(Google)議決権なし:0.7%
・テンセント(Tencent ):0.7%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
【セクター比率】(組入上位10業種)・情報技術(20.1%)
・金融(14.2%)
・一般消費財・サービス(12.1%)
・ヘルスケア(11.0%)
・資本財・サービス(9.8%)
・コミュニケーション・サービス(9.0%)
・生活必需品(6.7%)
・素材(5.0%)
・エネルギー(3.2%)
・公益事業(2.7%)
(出典:『三菱UFJ国際投信』2021年5月31日時点)
【信託報酬・実質コスト】【信託報酬】:年率0.0968%
【実質コスト】:年率0.1228%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)

 

✔︎【MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスとは?】

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスは、先進国23カ国と新興国26カ国(2018年12月末現在)の49カ国の大型株と中型株で構成される株価指数です。

(出典:『投資資料館』)

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の最大のポイントは、世界中の時価総額の変化に倣って、

  • 投資国
  • 投資銘柄、
  • セクター比率

こういったものが調整される点です。

 

高卒サラリーマン

時価総額とは、簡単にいうと『企業の価値の大きさ・規模』のようなものです。

 

『米国株式(s&p500)』とは米国を代表する大企業500社に投資できるファンド

 

eMAXIS Slim 米国株式(s&p500)は、『米国を代表する大企業500社』へ投資できる商品です。

 

✔︎【S&P500とは?】

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、時価総額をベースにした指数です。

工業株400種、運輸株20種、公共株40種、金融株40種の各指数で構成されていて、採用銘柄は約40業種に及んでいます

【参考記事】『eMAXIS Slim S&P500』とは?

(出典:『SMBC日興証券』)

 

下記の表をご覧ください。

 

✔︎【eMAXIS Slim 米国株式(s&p500)】

【連動している指数】S&P500
【投資国の比率】アメリカ(100%)
【上位10銘柄と比率】・アップル(Apple):5.7%
・マイクロソフト(Microsoft):5.2%
・アマゾン(Amazon):4.0%
・フェイスブック(Facebook):2.1%
・グーグル(Google)議決権あり:1.9%
・グーグル(Google)議決権なし:1.9%
・バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.):1.4%
・テスラ(Tesla):1.4%
・JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):1.3%
・ジョンソン&ジョンソン(Johnson &Johnson):1.2%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
【セクター比率】(組入上位10業種)・情報技術(27.6%)
・ヘルスケア(13.5%)
・一般消費財(12.7%)
・コミュニケーション・サービス(10.8%)
・金融(10.4%)
・資本財(8.4%)
・生活必需品(6.5%)
・公益事業(2.8%)
・素材(2.6%)
・不動産(2.4%)
(出典:『マネックス証券』2020年12月31日時点)
【信託報酬・実質コスト】・信託報酬:年率0.0968%
・実質コスト:年率0.1228%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)

 

S&P500の特徴は、『GAFAM』を筆頭とした今をときめくハイテク企業の比率が多いところです。

 

高卒サラリーマン

『全世界株式(オールカントリー)』と同様に、時価総額の大きさに倣って、構成割合が調整されます

 

『オールカントリー』と『s&p500』の過去の利回りとチャートなど5つの観点から比較

 

『オールカントリー』と『s&p500』の過去の利回りとチャートなど5つの観点から比較

 

次に『全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(S&P500)』を次の5点に着目して、比較していきます。

 

✔︎【比較項目5つ】

  1. 投資国と比率
  2. 過去の運用チャート
  3. 組立上位10銘柄と比率
  4. セクター別構成比率(組入上位10業種)
  5. 運用コスト(信託報酬・実質コスト)

 

比較した結果、下記の表のような結果になりました。

 

✔︎【オールカントリーとS&P500の比較表】

※スマホの方は横にスクロールできます

【特徴/商品名】【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
【連動している指数】MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスS&P500
【投資国と比率】
※赤文字はどっちにも含まれる国
【先進国】
アメリカ(57.8%)
・日本(6.5%)
・イギリス(3.8%)
・フランス(2.9%)
・カナダ(2.8%)
・その他(13.1%)
【新興国】
・中国(4.9%)
・台湾(1.8%)
・韓国(1.7%)
・その他(4.6%)
米国(100%)
【過去の運用成績】【2018年〜2021年7月31日時点での運用成績】
54.83%
『米国株式(S&P500)』より、12%ほどリターンが低い
(出典:『MINKABU投資信託』)
【2018年〜2021年7月31日時点での運用成績】
65.76%
『全世界株式(オールカントリー)』より、12%ほどリターンが高い
(出典:『MINKABU投資信託』)
【上位10銘柄と比率】
※赤文字はどっちにも含まれる企業
アップル(Apple):3.4%
マイクロソフト(Microsoft):2.7%
アマゾン(Amazon):2.2%
グーグル(Google)議決権あり:1.4%
フェイスブック(Facebook):1.2%
・TMSC(TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC):0.8%
テスラ(Tesla):0.8%
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):0.7%
グーグル(Google)議決権なし:0.7%
・テンセント(Tencent ):0.7%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
アップル(Apple):5.7%
マイクロソフト(Microsoft):5.2%
アマゾン(Amazon):4.0%
フェイスブック(Facebook):2.1%
グーグル(Google)議決権あり:1.9%
グーグル(Google)議決権なし:1.9%
・バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.):1.4%
テスラ(Tesla):1.4%
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):1.3%
・ジョンソン&ジョンソン:(Johnson &Johnson)1.2%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
【セクター比率】
(組入上位10業種)
※赤文字はどっちにも含まれるセクター
情報技術(20.1%)
金融(14.2%)
一般消費財・サービス(12.1%)
ヘルスケア(11.0%)
資本財・サービス(9.8%)
コミュニケーション・サービス(9.0%)
生活必需品(6.7%)
素材(5.0%
・エネルギー(3.2%)
公益事業(2.7%)
(出典:『三菱UFJ国際投信』2021年5月31日時点)
情報技術(27.6%)
ヘルスケア(13.5%)
一般消費財(12.7%)
コミュニケーション・サービス(10.8%)
金融(10.4%)
資本財・サービス(8.4%)
生活必需品(6.5%)
公益事業(2.8%)
素材(2.6%)
・不動産(2.4%)
(出典:『マネックス証券』2020年12月31日時点)
【信託報酬・実質コスト】・【信託報酬】:年率0.1144%
・【実質コスト】:年率0.1754%
※『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』より信託報酬は0.0176%、実質コストは0.0526%ほど高い
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7日31日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)
・【信託報酬】:年率0.0968%
・【実質コスト】:年率0.1228%
※『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』より信託報酬は0.0176%、実質コストは0.0526%ほど低い
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)

 

高卒サラリーマン

一つずつ、解説していきます。

 

【比較①】投資国・連動先の指数

 

1つ目の比較項目は、『投資国(連動先の指数)』です。

 

下記の表・グラフをご覧ください。

 

✔︎『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』

 

✔︎『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』

 

✔︎【投資国の比率(連動先の指数)の比較表】

※スマホの方は横にスクロールできます

※赤文字はどっちにも含まれる国

【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500】】
【先進国】
アメリカ(57.8%)
・日本(6.5%)
・イギリス(3.8%)
・フランス(2.9%)
・カナダ(2.8%)
・その他(13.1%)
【新興国】
・中国(4.9%)
・台湾(1.8%)
・韓国(1.7%)
・その他(4.6%)
アメリカ(100%)

 

✔︎【全世界株式(オールカントリー)の特徴】

  • 米国へ60%弱投資している
  • 先進国へ30%弱投資
  • 新興国へ10%強投資

 

✔︎【米国株式(S&P500)の特徴】

  • 米国に100%投資している
  • 米国以外の諸外国へは投資していない

 

高卒サラリーマン

ここから分かることは「現在、覇権を握っているのはやっぱりアメリカだ」いうことですね。

 

【比較②】過去の運用チャート

 

比較項目2つ目は、『過去の運用チャート』です。

 

下記の画像をご覧ください。

 

✔︎【2008年〜2021年までの運用チャート】

『米国株式(S&P500)』 『全世界株式(ACWI)』運用チャート 比較

(出典:『Trading View』)

 

「過去の成績では『米国株式(S&P500)』の方がリターンが良かった」と言えます。

 

次に、2018年〜2021年7月31日時点での、運用成績を見てみましょう。

 

✔︎【2018年〜2021年の運用成績】

『eMAXIS slim 米国株式(S&P500)』 『eMAXIS slim 全世界株式(オールカントリー)』運用成績 比較

(出典:『MINKABU投資信託』)

 

『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』

  • 54.83%

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』

  • 65.76%

 

米国株式(S&P500)の方が、12%ほどリターンが高い」という結果になりました。

 

『米国株式(S&P500)』の方がリターンが良い理由は『GAFAM』の存在

 

このような結果になった背景には、米国ハイテク企業の目覚ましい成長があったからだと考えられます。

 

実際に、GAFAMをを抜いた『S&P495』の値動きとGAFAMの値動きの差は一目瞭然。

 

✔︎【『S&P495』と『GAFAM』の値動き】

『S&P495』GAFAM 値動き 比較

(出典:『S&P495で分かる ブーム化する「米国株投資」に隠れた”歪み』)

 

高卒サラリーマン

直近の10年間の米国株上昇は、ほぼGAFAMのおかげと言ってもいいくらいです。

 

【比較③】組入上位10銘柄と比率

 

比較項目3つ目は、『組入上位10銘柄と比率』についてです。

 

下記の表・グラフをご覧ください。

 

✔︎『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』

 

✔︎『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』

 

✔︎【組入上位10銘柄と比率の比較表】

※スマホの方は横にスクロールできます

※赤文字はどっちにも含まれる企業

【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】
アップル(Apple):3.4%
マイクロソフト(Microsoft):2.7%
アマゾン(Amazon):2.2%
グーグル(Google)議決権あり:1.4%
フェイスブック(Facebook):1.2%
・TMSC(TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC):0.8%
テスラ(Tesla):0.8%
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):0.7%
グーグル(Google)議決権なし:0.7%
・テンセント(Tencent ):0.7%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
アップル(Apple):5.7%
マイクロソフト(Microsoft):5.2%
アマゾン(Amazon):4.0%
フェイスブック(Facebook):2.1%
グーグル(Google)議決権あり:1.9%
グーグル(Google)議決権なし:1.9%
・バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.):1.4%
テスラ(Tesla):1.4%
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):1.3%
・ジョンソン&ジョンソン:(Johnson &Johnson)1.2%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点

 

上記を見てみると、重複している企業が非常に多いですね。

 

『米国株式(S&P500)』の方が構成割合比率が多くなっている理由は、分散している企業数が違うからです。

 

✔︎【分散銘柄数】

  • 『米国株式』→500銘柄
  • 『 全世界株式』→2,700銘柄以上(2018年の時点)

 

高卒サラリーマン

どちらの商品も、『時価総額の大きさ』に沿って、銘柄比率が決められています。

 

【比較④】セクター別構成比率(組入上位10業種)

 

比較項目4つ目は、『セクター別構成比率(組入上位10業種)』です。

 

下記の表・グラフをご覧ください。

 

✔︎『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』

 

✔︎『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』

 

✔︎【セクター別構成比率(組入上位10業種)比較表】

※スマホの方は横にスクロールできます

※赤文字はどっちにも含まれるセクター

【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】
情報技術(20.1%)
金融(14.2%)
一般消費財・サービス(12.1%)
ヘルスケア(11.0%)
資本財・サービス(9.8%)
コミュニケーション・サービス(9.0%)
生活必需品(6.7%)
素材(5.0%)
・エネルギー(3.2%)
公益事業(2.7%
(出典:『三菱UFJ国際投信』2021年5月31日時点)
情報技術(27.6%)
ヘルスケア(13.5%)
一般消費財(12.7%)
コミュニケーション・サービス(10.8%)
金融(10.4%)
資本財・サービス(8.4%)
生活必需品(6.5%)
公益事業(2.8%)
素材(2.6%)
・不動産(2.4%)
(出典:『マネックス証券』2020年12月31日時点)

 

総合的にみると、

  • 『不動産』
  • 『エネルギー』

上記以外のセクターは被ってますし、比率も似ている傾向があります。

 

高卒サラリーマン

どちらの商品も、年に数回セクター比率もリバランスされるため、あくまで参考程度ですね。

 

【比較⑤】運用コスト(信託報酬・実質コスト)

 

比較項目5つ目は、『運用コスト(信託報酬・実質コスト)です。

 

下記をご覧ください。

 

✔︎【運用コスト(信託報酬・実質コスト)比較】

※スマホの方は横にスクロールできます

【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】
【信託報酬】
年率0.1144%
【実質コスト】
年率0.1754%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7日31日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)
【信託報酬】
・年率0.0968%
【実質コスト】
・年率0.1228%
(出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点)
(出典:『三菱UFJ国際投信 運用報告書』2021年4日26日時点)

 

どちらも、運用コストに大した差はなく超低コスト。

 

ただ、『米国株式(S&P500)』の方が

  • 信託報酬は0.0176%
  • 実質コストは0.0526%

運用コストが低くなっています。

 

高卒サラリーマン

実質コストとは、最終的に投資家が払う運用コストなります。

 

運用コスト差『0.0526%』はどれくらいの影響があるのか?

 

『0.0526%』という差は『100万円投資していた場合、526円多く払う』という程度です。

 

どれくらい資産額に影響を与えるのか、次の条件でシュミレーションしてみました。

 

✔︎【シュミレーション条件】

【毎月の投資額】

  • 5万円

【運用利回り】

  • 5%

【運用期間】

  • 20〜40年

【運用コスト】

  • 0.1754%『全世界株式)』
  • 0.1228%『米国株式』

 

下記の表をご覧ください。

 

✔︎【シュミレーション結果】

【運用期間/商品名】【eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)】【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】
【20年】19,957,091円20,071,173円
【30年】39,590,989円39,953,563円
【40年】71,278,937円72,204,752円

 

✔︎【資産額の差】

  • 20年後:114,082円
  • 30年後:362,574円
  • 40年後:925,815円

 

高卒サラリーマン

人によっては大きな金額に感じるかもしれませんね。

 

【米国株のメリットとは?】米国株投資の主張【5選】

 

【米国株のメリットとは?】米国株投資の主張【5選】

 

次に、米国株派の主張を5つ、紹介します。

 

✔︎【米国株投資派の主張5つ】

  1. GDPが世界No.1であること
  2. 先進国の中で唯一人口が増加し続けていること
  3. S&P500に選出されるまでのハードルが高く投資設備が整っていること
  4. 全世界株式に投資しても米国株が50%以上占めていること
  5. イノベーションが起こるのはいつも米国

 

米国株投資を主張する人は、こういった魅了を感じている人が多いようです。

 

高卒サラリーマン

一つずつ解説していきます。

 

【米国株派の主張①】GDPが世界No.1であること

 

主張1つ目は、『アメリカのGDPは世界No.1であること』が挙げられます。

 

なぜなら、GDPと経済成長は密接に関わっているから。

 

実際に、2020年時点の『世界の名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)』を見てみると、アメリカが群を抜いて一位です。

 

✔︎『世界の名目GDP 国別ランキング』

世界 アメリカ GDP ランキング

(出典:『世界の名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)』)

 

GDPとは、『国内総生産』の略。

簡単に言うと、国全体でどれだけ利益が出ているかを表す指標になります。

 

高卒サラリーマン

1989年〜2020年のチャートを見てみると、米国株は全世界株式や日本株式を圧倒しています。

 

✔︎【1989年〜2020年の株式パフォーマンス】

1989年〜2020年 米国株式 S&P500 パフォーマンス

(出典:『楽天証券』)

 

『GDP』と『株価』には相関性がある

 

悩む人

実際に、GDPと株価に相関性はあるの?

高卒サラリーマン

「そこそこある」というのが回答になりますね。

 

✔︎【S&P500とアメリカのGDPの相関性】

S&P500 株価 GDP 相関性

(出典:『GDPと株価の関係。だから僕は長期投資がやめられない

 

上記のグラフを見ると、GDPの上昇とS&P500の上昇が比例し合っているのが分かるかと思います。

 

日本経済研究センター』によると、今後もアメリカはGDPが伸び続けるというデータも。

 

✔︎【米国のGDP予測】

米国 GDP 予測

(出典:『日本経済研究センター』)

 

高卒サラリーマン

こういった背景からも、米国企業は今後も伸びると考えられています。

 

【米国株派の主張②】先進国の中で唯一人口が増加し続けていること

 

主張2つ目は、『先進国の中で唯一人口が増加し続けている点』です。

 

なぜなら、人口増加推移と経済は強い相関性があるから。

 

実際に、『総務省』の調べによると、

主要先進国の内、2015年〜2050年までの期間に人口が増え続ける国は、米国のみだ」と言われています。

 

✔︎【主要先進国の人口推移】

主要先進国 人口増加推移

(出典:『総務省』)

 

人口増加が株価に影響するのは『生産年齢人口』が増えるから

 

悩む人

なぜ、人口が増えることが、株価に影響するの?

高卒サラリーマン

人口が増えると、生産年齢人口(15〜64歳)が増えて、国全体の生産性が高まるからです。

 

かつての日本も1960年頃から1985年にかけて、日経平均は右肩上がり。

この期間は、『人口ボーナス』と呼ばれる(生産年齢人口(15~64歳)が増加)時期でした

 

1985年以降は少子高齢化が進み、株価は低迷しています。

 

✔︎【日本の人口推移と日経平均の値動き】

日本の人口推移と日経平均の値動き

(出典:『投資家目線の基礎知識! 経済成長を左右する「人口ボーナス」の読み解き方』)

 

高卒サラリーマン

人口が増加し続けているということは、「今後も安定した経済成長が米国に見込める」と考えることができます。

 

【米国株派の主張③】S&P500に選出されるまでのハードルが高く投資整備が整っている

 

主張3つ目は、『S&P500に選出されるまでのハードルが高く、投資環境が整っている』ということです。

 

なぜなら、S&P500に選出されている企業へ信頼性が高まるからです。

 

実際に、S&P500に選出されるためには、次のような条件を満たす必要があります。

 

✔︎【S&P500に選出されるための条件】

  1. 米国企業であること
  2. 時価総額が61億ドル以上であること
  3. 四半期連続(3ヶ月連続)で黒字利益を維持していること
  4. 浮動株(市場に流通する可能性の高い株式のこと)が発行済株式総数(企業が実際に発行している株式の総数のこと)の50%以上ある

 

上記のような、高い条件を全て満たす必要があるため、世界中の投資家から「S&P500に選出される企業は一流企業だ」と言われています。

 

高卒サラリーマン

世界一の投資家と呼ばれる『ウォーレン・バフェット』も、S&P500に強い信頼を寄せていますよ。

 

✔︎【ウォーレン・バフェットの言葉】

What I advise here is essentially identical to certain instructions I’ve laid out in my will.
~(中略)~
Put 10% of the cash in short-term government bonds and 90% in a very low-cost S&P 500 index fund. (I suggest Vanguard’s.) I believe the trust’s long-term results from this policy will be superior to those attained by most investors – whether pension funds, institutions or individuals – who employ high-fee managers.

(出典:『BERKSHIRE HATHAWAY INC. SHAREHOLDER LETTERS 2013』)

 

✔︎【翻訳文】

「私がおススメしたいのは、私が遺言に記した方法と本質的に同じやり方をとることです。
(中略)
現金のうち、10%は米国短期国債にし、90%は超低コストのS&P500のインデックスファンドに投資しなさい(例えば、バンガード社のファンドです)。

そうすれば、高額な手数料をとる運用者に委託している、どの投資家(年金基金など)よりも、長期的にみれば、よい結果を残せるものであると信じています。

 

【米国株派の主張④】全世界株式に投資しても米国株が50%以上占めている

 

主張4つ目は、『全世界株式に投資しても米国株が50%以上占めている』ということです。

 

なぜなら、今の時代は、アメリカが世界の覇権を握っているから。

 

実際に、『全世界株式(オールカントリー)』の構成国の割合を見てみましょう。

 

✔︎『全世界株式(オールカントリー)』の構成国の割合

『全世界株式(オールカントリー)』の構成国の割合

(出典:『三菱UFJ国際投信』)

 

上記の画像を見てみると、全世界株式(オールカントリー)に投資しても60%近く米国株へ投資することになります

 

高卒サラリーマン

結果、「米国株1本に投資した方が良くない?」となるわけです。

 

【米国株派の主張⑤】イノベーションが起こるのはいつも米国

 

主要5つ目は、『イノベーションが起こるのはいつも米国』だということです。

 

なぜなら、米国はベンチャー思考に前向き人が多いから。

 

実際に、アメリカには次のような特徴があります。

 

✔︎【アメリカの特徴】

  1. 世界中の優秀な人材は、アメリカに集まるし引き抜かれる
  2. 起業思考の人が集まりやすい
  3. ベンチャー起業を支援する投資家が多い

 

✔︎「シリコンバレー有名企業マップ」より

街全体がスタートアップ(起業)の気運に包まれており、イノベーションにチャレンジする雰囲気がある。

アイデアのあるポジティブな思考を持った起業家が集まり、またそれを支援するエンジェル投資家が集まってくる。

起業家をいかに次のステップにつなげていくかのサポートもしっかりしている。

ITに特化した優秀な人材も集まっており、スタートアップを助けている。

出典:(シリコンバレーの主なIT関連企業)「シリコンバレー有名企業マップ」より

 

高卒サラリーマン

アメリカには、上記のような背景があるため、「新しいテクノロジーを持った企業が生まれやすい」と言われています。

 

『S&P500』と『米国株を除く先進国』のリターンの差は1.5倍

 

実際に、米国企業の成長性は凄まじく、

  • S&P500(VOO)
  • VEA(米国企業を除く先進国)

上記2つのチャートは1.5倍以上の差があります。

 

✔︎【S&P500とVEAのチャート比較】

S&P500(VOO) VEA(米国企業を除く先進国)チャート 比較

(出典:『【結論】投資初心者は「全世界株」と「米国株」どちらに投資すべきか?』)

 

高卒サラリーマン

「結局、新しいテクノロジーは米国から生み出されるんでしょ」と感じてしまいますよね。

 

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

 

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

 

次に、全世界株投資の主張を3つ、見ていきましょう。

 

✔︎【全世界株投資派の主張3つ】

  1. 米国がNo.1であり続けるとは限らない
  2. 米国以外の諸外国が急成長しても恩恵を取りこぼさない
  3. 米国株投資は『現代ポートフォリオ理論』に反する考え方になる

 

全世界株投資を主張する人は、上記のようなことを感じていることが多いようですね。

 

高卒サラリーマン

一つずつ解説していきます。

 

【全世界株式派の主張①】米国がNo.1であり続けるとは限らない

 

主張一つ目は、『米国がNo.1であり続けるとは限らない』ということです。

 

なぜなら、世界の時価総額は時代と共に変化し続けているから。

 

実際に、1899年と2020年では、世界の時価総額の割合も全く違います。

 

✔︎【1899年と2020年の世界の時価総額比較】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『Summary Edition Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2020』)

 

1899年ごろを見てみると、一番多く占めていたのはイギリス(UK)。

 

高卒サラリーマン

アメリカ(USA)は、今ほど覇権を握っていませんでした。

 

世界の時価総額は常に変化し続けている

 

1899年から2017年の間を見てみると、アメリカを中心に、世界の時価総額は常に変化し続けています

 

✔︎【1899年〜2017年の時価総額推移】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2018』)

 

過去のデータから分かる通り、「この先もずっと米国が覇権を握る続ける」という保証はどこにもないのです。

 

高卒サラリーマン

『全世界株式)』の場合、次の覇権国が出て来ても、柔軟に対応することができます

 

【全世界株式派の主張②】米国以外の諸外国が急成長しても、その恩恵を取りこぼさない

 

主張2つ目は、『米国以外の諸外国が急成長しても、その恩恵を取りこぼさない』ということです。

 

なぜなら、『全世界株式(オールカントリー)』は時代背景に合わせて、米国以外の諸外国の構成割合も調整してくれるから。

 

実際に、『ニッセイ基礎研究所』のデータによると、

2030年ごろには世界のGDP(国内総生産)は『新興国』が50%近くを占めるようになる」と言われています。

 

✔︎【先進国と新興国のGDP構成比】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『ニッセイ基礎研究所』)

 

2030年には中国はアメリカに追いつき、インドは日本に迫る

 

2030年ごろには、中国のGDP(国内総生産)はアメリカに追い付き、インドも日本に迫る勢いで伸びる」とも言われています。

 

✔︎【世界のGDP構成比】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『ニッセイ基礎研究所』)

 

米国株のみに投資し続けた場合、こう言った諸外国の経済成長があった場合に、恩恵が受けられません

 

高卒サラリーマン

全世界株式』は、諸外国のどこが成長しても、恩恵も取りこぼさない点がメリットです。

 

【全世界株式派の主張③】米国株投資は『現代ポートフォリオ理論』に反する考え方になる

 

主張3つ目は、『米国株投資は現代ポートフォリオ理論に反する考え方になる』ということです。

 

なぜなら、現代ポートフォリオ理論は、「同じカゴに卵を盛るな」という投資の鉄則的な考え方だから。

 

現代ポートフォリオ理論とは、「複数の資産に分散すれば、リターンを維持しつつ、リスクを抑えられるよね」という考え方のこと。

 

✔︎【現代ポートフォリオ理論とは?】

ポートフォリオ理論によれば、複数の資産に分散投資することによってリターンを維持したままリスクを最小化することができるとされています。

(出典:『三菱住友DSアセットマネジメント』)

 

高卒サラリーマン

現代ポートフォリオ理論から考えた場合、米国のみに偏って投資することは、ナンセンスなんですよね。

 

『資産運用界の2大レジェンド』も全世界分散投資を推奨

 

『お金の大原則』の著者である

  • 『チャールズ・エリス氏』
  • 『バートン・マルキール氏』

上記の資産運用界2大レジャンドも『KISSポートフォリオ』というものを考案し、次のような投資先を推奨しています。

 

✔︎【KISSポートフォリオの中身】

  • VTI(全米株式、約3,700銘柄、経費率0.03%)
  • VXUS(米国以外株式。約7,400銘柄、経費率0.08%)
  • VT(全世界株式、約8,900銘柄、経費率0.08%)
  • BND(米国債券、約10,100銘柄、経費率0.04%)
  • BNDX(米国以外債券、約6,300銘柄、経費率0.08%)

 

『KISSポートフォリオ』のKISSの意味は、「シンプルだけど、シンプル過ぎない」という意味のようです。

 

高卒サラリーマン

この理論に則ると、『米国株式(S&P500)』は少しシンプル過ぎるポートフォリオかもしれません。

 

【結論】迷ったら『全世界株式(オールカントリー)』だけでいい

 

【結論】迷ったら『全世界株式(オールカントリー)』だけでいい

 

悩む人

結局、どっちがいいの??

高卒サラリーマン

結論からいうと、『迷ったら、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)1本だけでいい』と僕は思っています。

 

なぜなら、長期的な資産形成の場合、『全世界株式(オールカントリー)』に投資した方が、合理的だと思うからです。

 

実際に、過去のデータも「一つの国が覇権を握り続けることの難しさ」をよく表しています。

 

✔︎【1899年と2020年の時価総額の変化】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『Summary Edition Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2020』)

 

✔︎【1899年〜2017年の時価総額推移】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2018』)

 

✔︎【2030年までの先進国と新興国の構成比】

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

(出典:『ニッセイ基礎研究所』)

 

高卒サラリーマン

上記の過去のデータを見ても、米国がずっとNo.1で居続けるのは現実的ではない気がします。

 

✔︎【名著『ウォール街のランダムウォーカー』より引用】

多くのチャーティストは、チャート分析の根拠について、「歴史は繰り返す」という以上の説明ができないことを素直に認めている。

(出典:『ウォール街のランダムウォーカー』)

 

全世界株式は『現代ポートフォリオ理論』的にも正しい資産形成

 

『現代ポートフォリオ理論』の提案者であり、ノーベル経済学賞受賞者『ウィリアム・シャープ氏』の言葉が、まさに今回の答え。

 

全ての投資家は、世界全体の株式や債券等あらゆる資産で構成されたポートフォリオ(マーケット・ポートフォリオ)の時価総額と同じ比率で各資産を保有すればよい

 

高卒サラリーマン

今回の結論をまとめると、「迷ったら、『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』1本」。

これで良いと思います。

 

米国株の調子が悪くなってから他国に乗り換えるのはアリ?【結論:オススメしない】

 

悩む人

米国株の投資が悪くなってから、次の覇権国に乗り換えるのはダメなの?

高卒サラリーマン

それは、オススメしません。

 

なぜなら、すでに「覇権国」という認識が世間一般に広がっている時点で乗り換えても、高値掴みになる可能性が高いからです。

 

実際に、先ほど紹介した『バードン・マルキール氏』も

未来を正確に予測することは、どんなプロ投資家でも不可能だ」と言っています。

 

✔︎【名著『ウォール街のランダムウォーカー』より引用】

どんなに優れた個人あるいは機関投資家でも、常に市場平均よりも市場のことをよりよく知っている」なんてことはありえない

(出典:『ウォール街のランダムウォーカー』)

 

普通の人は、『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』を保有し続けていた方が、良い成績が出せるでしょう。

 

✔︎【名著『敗者のゲーム』より引用】

市場はあなたの希望や計画にはまったくおかまいなしに動く。

市場に合わせるべきは投資家のほうであって、市場は投資家に合わせてはくれない

(出典:『敗者のゲーム』)

 

『全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』を両方組み合わせるのはNG

 

『全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』を両方組み合わせるのはNG

 

悩む人

全世界株式と米国株式を両方保有するのはだめなの?

高卒サラリーマン

結論からいうと、それもオススメしません。

 

なぜなら、次のような理由が挙げられるからです。

 

✔︎【両方保有することオススメしない理由】

  1. 値動きが同じで分散投資になっていない
  2. 時価総額加重平均型の投資信託同士を重ねると比重が崩れる
  3. 両方組み合わせても米国株の比率が多いポートフォリオになるだけ

 

※投資のやり方は個人の自由なので、これから解説することは一個人の意見として受け取ってください。

 

高卒サラリーマン

一つずつ解説していきます。

 

【理由①】値動きが同じで分散投資になっていない

 

オススメしない理由一つ目は、『値動きが同じで分散投資になっていない』ということです。

 

なぜなら、どちらもポートフォリオの中心を米国株が占めており、米国株の値動きに引っ張られてしまうから。

 

下記のチャートをご覧ください。

 

✔︎【2018年〜2021年の運用成績】

『eMAXIS slim 米国株式(S&P500)』 『eMAXIS slim 全世界株式(オールカントリー)』運用成績 比較

(出典:『MINKABU投資信託』)

 

同じ時期に株価が上下しているのが良く分かるかと思います。

 

✔︎【1990年〜2018年のS&P500とACWI(全世界株式)の値動き】

1990年〜2018年のS&P500とACWI(全世界株式)の値動き

(出典;『国際分散か米国株か インデックス投信めぐり議論白熱』)

 

高卒サラリーマン

もう少し古い1990年〜2018年頃までの期間を見てみても、同じような値動きをしています。

 

全世界のみに投資しても中身の半分以上は米国

 

それもそのはずで、全世界株式に投資しても、およそ50%前後の割合を米国株が占めている状態が続いているからです。

 

✔︎【1899年〜2017年の時価総額推移】

(出典:『Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2018』)

 

高卒サラリーマン

「片方1つだけ持っておけば良くない?」と僕は思ってしまいますね。

 

【理由②】『時価総額加重平均型』の投資信託を両方持つと比重が崩れる

 

オススメしない理由2つ目は、『時価総額加重平均型の投資信託を両方持つと比重が崩れる』ということです。

 

なぜなら、『時価総額加重平均=市場全体のベストバランス』と言えるからです。

 

実際に、どちらの商品も、その時代の時価総額に沿って、

  • 投資国
  • セクター
  • 企業

こういったもの割合を調整しています。

 

ですが、これらを組み合わせることで、既に完成された市場バランスをぶち壊すことになります。

 

先ほども紹介しました。

ノーベル経済学賞受賞者『ウィリアム・シャープ氏』が考案した『現代ポートフォリオ理論』をもう一度思い出してみてください。

 

全ての投資家は、世界全体の株式や債券等あらゆる資産で構成されたポートフォリオ(マーケット・ポートフォリオ)の時価総額と同じ比率で各資産を保有すればよい

 

高卒サラリーマン

両方保有することは、資産運用の基本的な考え方に反する行為になってしまうため、オススメしません。

 

【理由③】両方組み合わせても米国株の比率が多い中途半端なポートフォリオになるだけ

 

オススメしない理由3つ目は、『両方組み合わせても米国株の比率が多い中途半端なポートフォリオになるだけ』ということです。

 

なぜなら、『全世界株式(オールカントリー)』単体で保有していても、米国株が6割近くを占めているから。

 

実際に、「やっぱり米国株だよな」と思う方は、米国株(S &P500)1本に絞っても良いわけです。

 

両方保有しなくても、

  1. 『全世界株式』一本に絞って積立投資
  2. 暴落時に『全世界株式』を買い増し

これだけでも十分なリターンが狙えます。

 

もっとリターンが欲しいのであれば、S&P500を保有するよりも、特定の業種や個別銘柄を購入した方がリターンは高められるでしょう。

 

高卒サラリーマン

結論をまとめると、「両方保有しても米国株が中途半端に多いだけのポートフォリオになるだけ」というのが僕の回答です。

 

【まとめ】ぼくの運用方法は米国株(S&P500・NASDAQ100)への集中投資

 

【まとめ】ぼくの運用方法は米国株(s&p500・NASDAQ100)への集中投資

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

本記事の内容をまとめると、次の通り。

 

✔︎【本記事のまとめ】

  • 迷ったら『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』のみでOK
  • 米国株の調子が悪くなってから他国に乗り換えるのは、ほぼ予測不可能。高値掴みになる可能性大なのでオススメしない。

【結論】迷ったら『全世界株式(オールカントリー)』だけでいい

【両方保有するのをオススメしない3つの理由】

  1. 値動きが同じで分散投資になっていない
  2. 『時価総額加重平均型』の投資信託を両方持つと比重が崩れる
  3. 両方組み合わせても米国株の比率が多い中途半端なポートフォリオになるだけ

『全世界株式(オールカントリー)』と『米国株式(s&p500)』を両方組み合わせるのはNG

【米国株投資の主張5つ】

  1. 米国のGDPは世界No.1であること
  2. 先進国の中で唯一人口が増加し続けている
  3. S&P500に選出されるまでのハードルが高く投資整備が整っている
  4. 全世界株式に投資しても米国株が50%以上占めている
  5. イノベーションが起こるのはいつも米国

【米国株のメリットとは?】米国株投資の主張【5選】

【全世界株式投資の主張3つ】

  1. 米国がNo.1であり続けるとは限らない
  2. 米国以外の諸外国が急成長しても、その恩恵を取りこぼさない
  3. 米国株投資は『現代ポートフォリオ理論』に反する考え方になる

【全世界株のメリットとは?】全世界株投資の主張【3選】

 

高卒サラリーマン

本記事では両者のついて色々解説してきましたが、ぶっちゃけ、どちらに投資しても間違いな選択ではありません

 

どっちに投資すれば良いのか迷う方は、全世界1本に投資しておけばいいと思います。

 

僕自身の場合、『全世界株式(オールカントリー)』には投資をしていません。

 

  • 『米国株式(S&P500)』
  • 『NASDAQ100』

上記2つにへ集中投資しています。

 

なぜなら、この先20年ほどは、米国株が覇権を握る続けると考えているからです。

 

実際に、未来にならないと分かりませんが、「アメリカからまた新たなGAFAMが産まれるのだろう」と感じています。

 

そして、僕自身の現在の属性

  • 独身
  • 20代前半
  • 実家暮らし
  • 会社員

こういったことを踏まえると、リスク許容度が高めだと感じています。

 

多少リスクを取っても、リターンを重視したい」という気持ちもあるため、米国へ集中投資していますね。

 

高卒サラリーマン

もし米国株投資に興味があれば、こちらの記事もご覧ください。

 

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